知らなかった事情
驚きました。世間では特にスポーツバイクの入荷待ちは3か月から6か月ぐらい、かかるそうです。
自転車業界での納期遅れについて、私はまったく知りませんでした。
ショップには自転車が陳列されており問題ないと思っていました。
ところが、ショップで在庫を聞くと「無し。入荷待ち」の返答。
さらにサイズ、カラーなどを指定すると、ますます在庫の可能性は狭くなります。
納期遅れの理由
世界的な新型コロナウイルス感染拡大で、新しい生活様式が導入され、その中にスポーツバイクでの移動、余暇が広がったそうです。
またスポーツバイクのほとんどが輸入品です。輸入先の国で新型コロナによるロックダウンで製造中断になっています。
それから材料、部品不足が追い打ちをかけました。
自転車部品で有名なシマノでさえ需要に追い付かないと聞きました。シマノは変速機など重要部品を製造しているため、これらの部品がないとスポーツバイクは製造できません。
そんな事情だから、本当に買うかどうか迷いました。
結局、私のクロスバイクは約9か月かかりました。
今まで買うのに、こんなに待ったことはありません。
途中で何回も店に納期を聞きにいきました。
他業界を含めて世界的な品不足
他の業界、特に自動車、家電でも半導体の部品不足で同じように納期がかかっています。
衣食住に関わる食品にも納期遅れが発生する可能性もあります。
ロシアによる戦争、気候変動の影響などで、すでに世界的な食糧不足が騒がれています。
またエネルギーも同じです。
「不足」と言うと、コロナ禍初期の「マスク不足」。ドラッグストアで寒いのに並んで購入しました。今でもゾッとします。
さらに遡れば、オイルショック時の「トイレットペーパー騒動」。パニックですね。その時は子供でしたが母親が購入するのに苦労していたことは覚えています。 そのことがきっかけになったかは知りませんでしたが、オイルショック時のインフレが大学の卒論テーマにもなりました。
特に日本の場合は、今後何回か「不足」に直面する気がします。
購入時は値上げも考慮しましょう
2022年も、もう半分も終わり後半です。
「不足」だけでなく、「値上げ」も課題です。購入タイミングが重要となります。
今回は10%以上の値上げが多い感じがします。昔は数パーセントの値上げだったような気がします。今回は値上げ幅が大きいです。
大幅な円安、ガソリンや原材料の高騰、アメリカ、ヨーロッパでのインフレなどの影響で、日本でも何回でも値上げが繰り返されています。
また秋から再び値上げが多いそうです。
当分は、このような世の中に立ち向かって行くことになります。
がんばりましょう。
今回の自転車購入事情を追記
今回の購入事情を追記しておきます。
現在乗っているクロスバイクが故障しました。変速機の具合が悪いです。走行できますが、変速がかかりにくい状態です。
この自転車はマリン(MARIN)のクロスバイクでした。変速はフロント3段×リア8段=2 4の構成でした。
すでに8年ぐらい使用しており、変速機の動きが悪く、ショップに修理依頼しても思う ように動きません。
私の使い方は、フロントが一番大きいギア、リアが小さい方から3番目のギアをほぼ固 定した状態で乗っていました。
どうしても坂道などで漕げない場合に限って低速へ変速していました。
ショップのご主人が言ううには動かした方が良いとアドバイスされました。また定期調整をすべきと言われました。
完全に修理するため変速機を交換することを考えましたが、値段が高いためあきらめま した。
そこで思い切って購入に踏み切ったしだいです。
次回は「私の自転車を選ぶポイント」を話します。
クロスバイクが入荷しない
なぜ、こんなに待つの?
本当にびっくりしました。
約9か月です。長かったです。
クロスバイクが2021年10月に注文して2022年6月に入荷しました。
世界的な新型コロナ禍での生活様式の変化で需要増加。
本当に待ちました。